STC ブログ
2024.12.25
新NISA発アノマリー
こんにちは マツイ・ダージャンです。
日産と本田の経営統合により、新会社名は1字ずつ拾って『日本』になる。
そんな嘘というか冗談が蔓延っているという噂を聞きました。
NY市場では足元の株価3指数が上昇しており、「クリスマスラリー」の一端かなと思わせます。
他方でインデックス投資を勧める動画などを覗いてみると、
NISAへのいわゆる「年初一括」買い付けの手続きを終えた!といった報告というか自慢じみた口ぶりも散見されまして、年末年始を前に株式市場は賑わっているような雰囲気を、個人的に感じています。
NISAの非課税枠を埋めるには年初一括が理論上優れており、2024年のパフォーマンスはそれが証明されたーだとか、銘柄選びとしてNASDAQ、S&P500、オルカンなど外国の株価指数に連動する投信/ETFを推すコメントらを総合すると、
「年初に円を売って外貨を買う大きめの注文が生じるので、年末のうちに円売りのポジションを持つと有利」
そんなアノマリー(理論的な根拠は無いが、経験的に観測できるマーケットの規則性)
が生まれるという未来予測をしました。
そしてそれを覆すシナリオとして、
「月々1兆円規模で円が売られて外貨に替わっている現状を憂慮し、政府がNISAに"国内投資枠"を新たに設ける」
という制度改正の未来予測までしました。
株が盛り上がる一方、為替はそれほどでもないクリスマスということで、
これといったトレードはせず、益体もない妄想をしただけという話でした。