STC ブログ

2020.11.25

Compact & High Power

2020/11/18 駅東公園にて


秋も深まり、冬の足音も聞こえてくる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

この季節は景色が短期間で大きく変わります。
巣篭もりやテレワークで心が疲れている方も多いのではないでしょうか?
そんな方は少しだけ時間を作って、近所の公園まで景色を見ながら散歩してみてください。
きっと心の栄養補給が出来ますよ。



…と、こんな感じで始まりましたが、タイトルからお察しいただける通り、
そんなしんみりとした話で終わるわけではございません。

お久しぶりです、ガジェット担当(?)のmaskobaです。

今回はいいネタを用意しました!(実は書きたくてウズウズしてました)

いつものごとくガジェット紹介ですが、今回はCompactな大物です!



intel(R) NUC 9 Extreme Kit!
その最上位のi9搭載モデル(NUC9i9QNX)です!

今年の初頭に発表され、こういう物に目がない私は即購入を決意しました。
しかし、コロナの影響もあり発売が遅れに遅れ、7月にようやく本国(アメリカ)での出荷が開始。
私は国内の店舗で予約していましたが、日本にはすぐに入ってくる見込みがないことから、
最終的にアメリカのAmazonからの輸入で入手しました。(現在は国内でも取り扱い店舗が多数あります)
7月中に入手できたため、国内ではかなり早い方だったのではないかと思います。

せっかくなら最高のものに仕上げたいので、パーツにはかなりこだわりました。



おそらく、NUC9でこれ以上の構成はないだろうというセレクションです。
各パーツの説明は省きますが、総額でRTX3090を使ったPCを組める位のコストがかかっています。
(本当はもっと安く仕上げる予定だったのですが、発売が遅れたことで余剰金が積み上がり…)



本体は予想以上に小さいです!
高さはおおよそで500mlペットボトルと同程度。(比較を撮っておけばよかった…)
このコンパクトなケース内に、





こんな具合にみっちりとパーツが納まります。
…すばらしいカタマリ感!

組みあがったNUC9はこんな具合で設置しました。



このようにちょっとした棚にポンと置けてしまいます。
そして、接続先はテレビ…そう、このNUC9はリビング用のPCとして組んだのです。

常々、ゲーム機のようにリビングで気軽にPCゲームを楽しめないかと考えていたため、
私にとって、このNUC9はまさに「理想の製品」でした。

性能は申し分なく、最新のゲームでも涼しい顔で動作させてくれます。
Prime Video等の動画配信サービスもWindowsPCであることから制限なく利用できるため、
いわゆる、おうち時間の充実に多大な貢献をしてくれています。

性能を取ればサイズが犠牲になり、サイズを取れば性能が犠牲になるという常識を、
まったく新しい発想で打ち破り、Compact&High Powerを高い次元で実現させた、
intelのチャレンジ精神には惜しみない賞賛を送りたいです。
(NUC9に合わせたRTX2070を製造してくれたASUSTeKのアシストにも)

はっきり言って、このNUC9は一般的な感覚からすればかなり高いです。
他のパーツを含まないNUC9のみのコストで、上等なゲーミングPCが1台組めてしまいます。

ではなぜこれを選んだのか?
それは先述の通り、私にとって「理想の製品」だったことに尽きます。

このNUC9を企画し製造まで持っていくのは並大抵のことではなかったことが容易に想像できます。
おそらく社内でも「こんなものが売れるのか?」と否定的な意見が多々出たことでしょう。
それでも突き進んだ先には私のようなニーズを持った購入者がきちんと居たのです。

こういった「潜在的な需要」というものは、どんな分野にもあるものだと思います。
「良いものが売れるとは限らない」は確かに間違いではないのですが、
それを理由に最初から諦めてしまったら、そういったものを掴み取ることは出来ません。

挑戦した事が必ず報われるとは限らない、しかし、挑戦しなければ何も生まれない。

今回のNUC9購入で、このことを強く再認識しました。


…と、また悪い癖で堅苦しいことを書きましたが、リビング用PCは本当にお勧めです!
NUCの下位モデルなど、手ごろなものもありますので設置を検討してみてはいかがでしょうか!

Written By maskoba

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