STC ブログ
2019.03.27
写真のお話
お久しぶりのmaskobaです。
前回はガジェット(GPDWIN)のお話でしたが今回は写真(カメラ)のお話でも。
私は色々な趣味を持っていますが、その中でも写真はウェイトの大きい趣味です。
特に今の時期は被写体もどんどん増えてきて、とにかくカメラを持って出かけたくなります。
そんな私のカメラ遍歴から。
①SONY DSC-T1(2003年11月発売、510万画素、換算38~114mm、F3.5~4.4)
私が初めて自分で購入したカメラです。
当時はやっとデジカメがまともに使えるようになってきた時期で、
今では考えられないような不思議な形をしたカメラが沢山ありました。
そんな状況の中、この洗練されたフォルムで発表された発表されたT1。
もう一目惚れでしたね。
文字通りポケットに入るカメラで常に持ち歩いていました。
②FUJIFILM FinePix F10(2005年3月発売、630万画素、換算36~108mm、F2.8~5.0)
次に購入したのがこちらのFinePix F10です。
T1は気軽に使えて最高でしたが、内装ズームの関係でどうしてもレンズが暗い。
次に買うのはF2.8から始まるカメラがいい!と物色していて行き着いたのがこいつでした。
スーパーCCDハニカムという独自のセンサーにより素晴らしい高感度性能を誇りました。
当時は感度は上げてもISO200まで、ISO400にしたらガタガタになるのが当たり前だったのが、
F10ならISO1600でも他社のISO400と同等に見れるレベルでした。
「時代は高画素から高感度へ」というムーブメントを生み出した名機です。
そして、FUJIFILMならではの発色の良さに感動しました。
③FUJIFILM FinePix F100fd(2008年3月、1200万画素、換算28~140mm、F3.3~5.1)
次に購入したのが同じくFUJIFILMのFinePix F100fdです。
この頃は仲間内で集まった時に写真を撮るという機会が多く、換算28mmの広角が最大の要件でした。
いいカメラでしたが、コートのポケットに入れていて車のドアに挟んでしまい液晶が割れてお亡くなりに…
④FUJIFILM FinePix F200EXR(2009年2月、1200万画素、換算28~140mm、F3.3~5.1)
F100fdを壊してしまったため、同スペックの新型へ。
スペックは同等ですが、センサーがEXRという独自のカラーフィルター配列を用いたものに変わりました。
ダイナミックレンジ(明暗差の許容範囲)の拡張が売りでしたがその効果は抜群でした。
オートで気軽に撮っても失敗しないのでとにかくシャッターを切っていました。
撮影データを辿ると年間6000枚というとんでもないペースでした。
⑤FUJIFILM X100(2011年2月発売、1200万画素、換算35mm、F2)
そして、究極のカメラFUJIFILM X100にたどり着きます…
ちょうどF200EXRの画質に不満が出始めていたところで発表されて一目惚れし発売日に購入。
最初はAPS-Cサイズの勝手が分からず、慣れるまでに苦労しました。
特に被写界深度(ピントの合う範囲)の狭さは別世界で、
F200EXRまでのカメラと同じ感覚で撮るとピントより奥がボケ過ぎる、
かと言って絞るとシャッタースピードが不足してブレると四苦八苦。
しかし、ばっちり決まった時の画もまた別世界なので、色々考えて撮るようになりました。
私にとっての写真を「記録方法」から「趣味」に昇華させたのは間違いなくこのカメラです。
⑥FUJIFILM X100S(2013年2月発売、1600万画素、換算35mm、F2)
現在もメインで使っているFUJIFILM X100Sです。
X100で不便だった部分がしっかり改善された正統進化モデル。
発売から6年が経ちましたが、写りに関しては大きな不満もなく使えています。
最近テレコンを購入して換算50mmとして使っていますが、やはりこのカメラは良い…!
⑦Panasonic LX9(2016年11月発売、2040万画素、換算24~72mm、F1.4~2.8)
昨年の大晦日、約6年ぶりに買い足したカメラ、PanasonicのLX9です。
X100Sは写りも機能性も良いのですが、F200EXRまでのような「ポケットに入る」カメラではありません。
普段から持ち歩けるサイズ、写りはそこそこ、望遠端F2.8の明るいズームレンズ、
そんなわがままな条件で候補に挙がったのがこのLX9とSONYのRX100m5で、
最終的に絞りリングとマルチダイヤルがあるLX9を選びました。
最近は毎日持ち歩いていますが、さっと取り出して撮れるというのはやはり便利です。
PanasonicこだわりのコントラストAFも早くて正確で安心して使えます。
…遍歴が長くなりすぎましたorz
あまり長くてもあれなので、最後に私の撮った写真を一部載せたいと思います。
【神戸】
・中華街の布袋様
[X100S、F2、1/420秒、ISO200、+0.3EV]
・ポートタワーを見上げて
[X100S、F4、1/60秒、ISO3200、-0.7EV]
・神戸モザイクの夜景fromメリケンパーク
[X100S、F2、1/3秒、ISO200、-1.0EV]
【動物】
・イヌ(バーニーズ・マウンテン・ドッグ)
[LX9、F1.4、1/200秒、ISO125、+1.0EV、トリミング]
・ネコ(今は亡き愛猫…)
[X100、F2.8、1/100秒、ISO200、±0EV]
・ヤギ(遠くにヒツジ)
[X100、F2.8、1/1300秒、ISO200、+0.3EV]
【お花@1:1フォーマット】
・キンセンカ
[X100S、F4、1/210秒、ISO200、-0.3EV、トリミング]
・ヤグルマギク
[X100、F4、1/200秒、ISO400、±0EV、トリミング]
・ハナビシソウ
[X100S、F5.6、1/220秒、ISO200、±0EV、トリミング]
【お花+昆虫】
・白梅+ミツバチ
[LX9、F2.8、1/3200秒、ISO125、±0EV、トリミング]
・枝垂桜+てんとう虫
[X100S、F4、1/800秒、ISO200、±0EV]
・男郎花+黄アゲハの幼虫
[X100、F16、1/60秒、ISO250、+1.3EV、ACクローズアップNo5を2枚がけ]
【お花@3:2フォーマット】
・枝垂梅
[X100S、F8、1/680秒、ISO400、-1.0EV、トリミング]
・山桜(※今年の桜です!)
[X100S、F4、1/100秒、ISO400、+1.0EV、トリミング]
・彼岸花
[X100、F8、1/350秒、ISO200、-0.7EV]
見ての通り、花とマクロが大好物なんです。
それなのになんで35mm単が主砲なんでしょうね?
今年は新カメラ(LX9)も仲間入りしてやる気満々なので、
いい画が撮れたら次回のブログで載せたいと思います。
写真を撮るようになると日常の風景がまた違って見えて、色々な事に気づくようになります。
通勤でただ通り過ぎるだけだった道に、その時々の季節を感じるようになり、
世界はこんなにも変化しているんだと実感するようになりました。
そんな変化の中から面白いものを見つけて、夢中で撮っている時の楽しさ、
そして、いい画が撮れたときの喜びは、他のどの趣味よりも大きいように感じます。
みなさんも写真、始めてみませんか?
Written By maskoba